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アートの極意

今回は高野甲子郎講師より
アートについての文章を頂きましたので
掲載致します。




アートの極意

私は、アート(芸術)の極意は「連想」にあるのではないかと思っています。

連想とは、赤いリンゴから頬っぺたや太陽を思い浮かべたりといった、

「あるイメージをきっかけに別のイメージが浮かんでくる心の働き」

のことです。

年配の方は、昔「連想ゲーム」という人気のテレビ番組があったのを覚えてらっしゃるかもしれません。


連想には、比較的関連の近い連想や、ちょっとびっくりするような突拍子もないものもあります。
例えば以下のような例を挙げてみましょう。

「冷たい炎」

これは、現実にはあり得ない詩的な表現ですが、本来「熱い」炎の性質とは正反対の「冷たい」という言葉を連想することで生まれたものです。
この表現からみなさんは、どんな連想をさらに膨らませることでしょう?

ある方は、実際には高温のガスバーナーの青白い炎に「冷たさ」を感じるかもしれません。
またある方は、低温で燃焼する特殊な物質はないか調べてみたくなるかもしれません。
一つのイメージが様々に反射して、大きく連想の翼が舞い上がります。

ちなみに、実際に低温で燃焼する物質の存在は化学的に確かめられています。
こんな風に、連想は普段私たちがそれと信じている強固な現実を柔らかくして、「もう一つの現実」を見せてくれます。
それこそが、アートの大きな効能の一つではないでしょうか。

「必要は発明の母」という言葉がありますが「連想は芸術の母」です。

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